野暮用があり実家に来ている。
子供は両親がみてくれるから楽だが退屈だ。
もってきた東野圭吾の白銀ジャックを読む。季節外れで汗をかきながら読んだ。またスキーがしたくなった。
有名どころだが初めて読んだ。はまった。違う作品も読みたくなった。
それもあっというまに読み終わり、何をしようか考えてた。
そうだ。僕はミクシーをやっている。それに本名を入れたところレスがあった。
それは中学の同級生の女子だった。
名前を聞くが覚えがない。たしかに話の内容は同級生に間違いない。
実家に卒業アルバムを置いていたため確認のしようがなかったのだ。
今僕は実家にいる。
ちょっとわくわくしながらアルバムを手に取る。
他の人からのひとことで美人まま友とか書かれていたのでなおさらだ。
そっと開く。おお5組か・・・。顔を見る。じっと見る。
まったく覚えがない。顔見てもわからない。でも僕の事は知ってくれている。
不思議な感覚だ。
ただ・・・美人ではなさそうだ・・・。
僕はそっと実家の本棚にアルバムをもどした。
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